定番&簡単、クリスマス英語の歌ベスト3
It’s Christmas time!
(違いましたか? ……少なくともこのページは年中クリスマスモードです!)
学校・語学教室などでは、クリスマスに合わせて、イベントやパーティー、特別レッスンをするところが多いですね。
クリスマスツリーを飾って、時にはサンタクロースに来場してもらって……!?
気持ちが盛り上がる季節、このタイミングに合わせて歌を活用しませんか。
音楽に合わせた英語学習は、子どもも大人も取り入れやすいものです。
子どもたちの指導に関わって20年以上となる筆者が、未就学児、小学生から大人まで楽しめる、簡単なクリスマスの歌を紹介します。
クリスマスソングの定番で、初級者にも取り入れやすい、おすすめベスト3も挙げています。(歌詞入りの動画も紹介するので、先生方、ご自身の子どもと親しみたいパパやママ、予習もできちゃいますよ!)
英語のクリスマスソング選びのポイント
「子どもたちと歌えて小学校でも取り入れやすい、クリスマスソングはありますか?」
この質問は、小学生を教える先生方を対象とした研修講座にて、私が実際に受けたものです。
できるだけ簡単でシンプル、子どもたちと楽しめるもの。どんな曲を選んだらいいのでしょうか?
レッスンやイベントのBGMにするなら何でもいいのですが、皆で合唱する、特に子どもたちでとなると、曲選びには注意が必要です。
以下の2つのポイントはぜひ参考に!
ポイントに気をつけてうまく取り入れられれば、絵本を読むより短時間で扱えて、メロディーやフレーズが耳に残るため学習効果も高いのです。英語のクリスマスソングは、英語圏のものだけにしておくのはもったいないですね!
世界で人気の音楽、というだけでなく、日本語でも知られている、メロディーになじみがあるといったものは、取っつきやすいのです。それに、「この曲の英語バージョン、知ってるよ」と家族や友達に自慢できます!
しかもこのポイントを満たしているものは、英語上級者でなくても歌いやすいです。先生のほうで難しい準備もいらないので、学校での授業やその他スクールの子どもたちのレッスンでも取り入れやすいですよ。
定番&簡単、英語のクリスマスソングベスト3
ベテラン先生がおすすめ! 簡単で、定番の English Christmas Songs(歌詞入り動画と、おすすめ部分の解説つき)
では第3位から…… カウントダウン!
第3位
第3位 Silent Night
日本では「きよしこの夜」として知られていますね。英語圏でももちろん親しまれています。
この曲は、ヨーロッパ生まれ。今から約200年前の1818年(19世紀の初め)に、オーストリアのザルツブルクで、ドイツ語で書かれたそうです。
英語に翻訳されたバージョンは1859年に初めて披露され、今に至るまで広く歌い継がれています。
子どもから大人まで、クリスマス時期になると毎年どこかで聞くので、日本語版でメロディーにも慣れています。
だから「なんとなく」でも英語で歌えるとちょっと自慢できる一曲といえます。
しっとりした雰囲気なので、部屋の照明を少し落として “Silent night, holy night” だけ発音し、あとはハミング(鼻歌!?)でもいい雰囲気になり、クリスマスムードが高まります。
第2位
第2位 Jingle Bells
日本語でもおなじみ、「ジングルベル」。クリスマス時期の超・定番ソングなので、その英語バージョンを知っているということで喜ばれます。
聞き取りや発音に慣れない子どもたちが多いなら、前後は聞き流して、サビの最重要ポイント “Jingle bells, jingle bells, jingle all the way” だけでも言えると満足度が高くなります。
それ以降の ”Oh what fun…” からは先生がリズミカルにお手本を見せれば、ついてこられない生徒さんもニコニコ。挑戦する生徒さんもいたりして、皆で楽しめるクリスマスソングです。
ちなみに、日本語版の歌詞は「走れ そりよ」となっており、どんなそりかはわかりませんが、英語では、“in a one horse open sleigh” と歌われており、「馬一頭で引く、屋根のないそり」だということがわかります。(日本の生活からはイメージしにくいですね!)
(上の写真はトナカイとそりですが、英語版のジングルベルではトナカイの代わりに馬がそりを引いているイメージです)
第1位
第1位 We Wish You A Merry Christmas
歌詞の1番だけならすぐに歌えてしまう、子どもの多いイベントの1コーナーなどでも無理なく取り上げられるクリスマスソングです。
“We wish you a Merry Christmas ×2
We wish you a Merry Christmas and a Happy New Year”
「あなたが楽しいクリスマスを過ごされますように、楽しいクリスマスと新年を迎えられますように」という意味のこの部分で8割がたカバー。
同じフレーズの繰り返しなので、誰もがちゃんと英語を覚えた気になります! 笑
皆で合唱すると、明るく元気な雰囲気になるのもよい点です。
学校や英会話教室など、時間がとても限られている場で、英語の習熟度もばらばらのお子さんたちを相手にするなら、この3曲のように、シンプルで達成感が持てるものがおすすめです。
ちなみに、ご自宅での子育てに英語を取り入れている方(パパ、ママなど)なら、もう少し時間をかけていろいろな曲に親しむことができます。
毎年クリスマス時期になったら、クリスマスソングのCDを繰り返し流し、普段の生活のBGMのようにして同じ曲を何度も聞けるからです。そうすることで、メロディーや言葉が少しずつ耳に残っていきます。
いずれにしても、ここに挙げたようなクリスマスソングに親しんだあと、別の場所で同じ曲を耳にしたら「この曲、聞いたことある」「知ってる!」と目を輝かせてくれることでしょう。
いかがでしたか?
シンプルで、練習時間も最小限でできるクリスマスソング。クリスマス独特の雰囲気を楽しみながら、学習効果も上がる、一石二鳥の曲ランキングも紹介しました。
ぜひ参考にしていただいて、楽しいクリスマスを過ごされますように!
英語のクリスマスソング、どんなものがある? もっと知りたい! という方のために、新しい記事『定番クリスマスソング英語版~赤鼻のトナカイほか、子どもも喜ぶ歌リスト』も用意しました。どうぞお楽しみください。
ランキングでご紹介した上記3曲を含む、クリスマスソング11曲を集めた英語の歌詞シ
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